訪問する
実際に不動産会社へ足を運んでみよう。
訪問のにあたって
そのためにはまず、何から始めていくかを見ていこう。
1.自分の友人や周囲の知人から紹介してもらう
一番手っ取り早い方法としては、実際に不動産会社を利用したことがある友人や知人に、不動産会社を紹介してもらう。その不動産会社の評判も聞けるので、手っ取り早く見つかるし、割と安心できる方法。
2.広告から情報を集めて問い合わせる
土曜日や日曜日には、不動産関係のチラシ広告がたくさん入っている。広告に載っている情報を見て、不動産会社に問い合わせをして詳しいことを色々と聞いてみる。その時の対応が良くない場合は訪問の前に利用することを避けておくのがいいだろう。
3.希望するエリアの駅周辺にある会社を利用
駅周辺には必ずと言っていいほど不動産会社の事務所がある。訪問してみて詳しい話を聞いてみる。
その時の対応が良ければ、一度目の訪問では相場を聞いておくくらいに留めておき、後日もう一度訪問する。その時にも対応が変わっていなければ、更に詳しい話をいろいろと相談して、具体的に話をしていく。
不動産会社へ依頼する
依頼する際は、一社だけに依頼せずに複数の業者を利用する。また、賃貸物件の購入や売却などによっても利用する数は違ってくる。
賃貸物件を購入する場合
たくさんの情報をできるだけ集めて、その中から自分の本当に希望するものを決めるので、複数の不動産会社に依頼するのが良い。その分情報も多くもらえる。
また、不動産会社が持っている情報として、その地域の不動産会社の全てが共有している情報と、それぞれの不動産会社だけが持っている固有の情報がある。
その地域の全ての不動産会社が共有している情報はその名の通り共有していることからどこへ行っても同じものがある。それぞれの不動産会社だけが持っている固有の情報は、そこだけでしか知らない情報のことで、自分の希望する賃貸物件が合っていれば有利に購入ができることもある。
なので、賃貸物件を依頼する場合は大手の不動産会社1〜2社くらいで、賃貸物件を希望する地域の地元の不動産会社2〜3社くらいに依頼するといいだろう。
売却する場合
目的としてはできるたけ高く売ることなので、まずは大手の地元業者に相場を聞いてみる。大手だとどこも同じくらいの価格になるのが普通。
そして、売却の価格には2種類あり、不動産会社の買取の価格で、これはリフォーム等を行って再販する分譲住宅用地として仕入れるためのもの。もう一つの価格は、一般の顧客へ仲介するための価格。
可能ならば、両方の価格を聞いてみよう。3社くらいから聞くことが出来ればどの程度の価格かが見えてくる。
ここで注意しておくこととしては、高額な値段を提示する不動産会社には特に注意する。高く売却したいというこちら側の心理をついてきて、自社だけで依頼を取りたいという理由で実際の相場よりも高額な値段で話しをして売り出した後になって価格を下げるような話しをしてくる。
また、情報をこちらに開示せずに、自社だけで購入先を探そうとして売却がなかなかできない。
売却する場合には、価格の相場をまず知ることから初めて、おおよその価格が分かったところで何社かに訪問してみる。その中でも熱心で誠意のある対応で、定期的に広告も入れている1社のみに任せる。多くても2社程度に依頼する方が良い。あまりたくさんの不動産会社に依頼しても物件がどこにでもあるようなさらし物のような状態になってしまって売却がうまくいかないことが多い。
良い不動産仲介会社を見つける
不動産の取引を行う際には紹介したこと以外にもたくさんのチェックしておくことがある。
あまり経験の無い、特に初めて取引を行う方にとって、たくさんのポイント全てをチェックするのはなかなか難しいことかと思われる。その場合は、良い担当者を見つけることで、神経を必要以上に使う事もなくスムーズで満足のいく不動産取引が行えるはずだ。不動産取引は難しいものだと思うかもしれないが、良い担当者を見つけられるかによって簡単にいく場合もあるのだ。
最後に、信頼出来る不動産会社とは生涯に渡って付き合っていける。不動産会社は情報の宝庫で、顧客にもいろんな職業の方が利用している。医者や弁護士の方、大企業や自営業者の方も利用しているし役所の方も当然。様々な職業の人が利用しているので、不動産の相談だけではなく、良い医者がいないか、地域の弁護士を探しているなどの相談もできるのが信頼できる不動産会社ならでは。信頼できる不動産会社をぜひ見つけて気持ちの良い取引を行っていくようにしよう。
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最終更新日:2017/7/12